注意:緩和ケアに従事した経験がある施術者による施術を受けてください
目的
特徴
効果
注意点
参考
National Cancer Institute~CAM~acupuncture
Acupuncture is underutilized in hospice and palliative medicine
The value of Acupuncture in cancer care
鍼治療をがん患者に提供するためのガイドライン
「がんの補完代替医療ガイドブック第3版」の10ページ『3,補完代替医療を行うと決めたら、専門家に次のことを相談してみましょう』に沿って当院の考えを記します.
Q.この補完代替医療は、どのように効果を発揮するのですか
A1.鍼灸は「局部的・対症的療法」、「全体的・調和的療法」という二つの側面を含みつつ、個別に対処できる方法論です.目指すのは全身のバランス調整であり、結果的に自然治癒力を回復させ症状の改善を図ります.QOLに効果的に働きかけることができると考えています.
A2.がん治療に関連した症状で、改善が期待できる症状は【筋性疼痛、便秘、腹部膨満感、痺れ、むくみ、口腔内乾燥、倦怠感、化学療法後の疲労感、不眠症】と言われています.
Q.私のような病状に使って効果があったという科学的な根拠(発表されている論文)はありますか
A1." The Value of Acupuncture in Cancer Care "
" Oxford Textbook of Palliative Medicine 8.2.9 Acupuncture "
A2.ただし、がん治療に関する領域の鍼灸の臨床研究はまだ新しく、成果を上げるために努力を重ねている段階です.
Q.この補完代替医療に関する情報やデータを提供してもらえますか
A.ご希望の情報があればお尋ねください.
Q.この補完代替医療の危険性や副作用は何ですか
A."Oxford Textbook of Palliative Medicine” 8.2.9 Acupuncture p.417 によれば、
A2.経験のある鍼灸師が、適切な手順で治療を行う場合に逆効果はほとんどないです
Q.この補完代替医療は、現在受けているがんの治療に影響がありますか。
A.標準治療への影響はありません。通院に伴う身体の負担や施術料の心配など多面的な観点から受療と継続についてご検討ください.
Q.この補完代替医療をやってはいけないのは、どのような状態(または病気)の時ですか
A.極端に体力が低下している、疲労感が強い時は休養を優先した方が良いと考えます.鍼灸治療後いつもより疲れやすく感じる・休んでも回復しないなどの時は施術の継続について利益と害の視点からご検討ください.
Q.この補完代替医療は、どれくらい長く続ける必要がありますか
A.施術の目的や生活の目標を施術者と共有して継続期間を定めることが大切です.
Q.この補完代替医療で、機材や物を買う必要がありますか
A.ありません
Q.この補完代替医療の費用はいくらですか
A.料金表をご覧ください
志木市上宗岡5-7-16
TEL 048-472-3333
平日 9:00-18:00(当日の受付は17時まで)
土曜 9:00-15:00(当日の受付は14時まで)
日曜/祝日休業